妊娠中にこそ!乳がん検診をオススメする理由
妊娠中は乳ガン検診はできないと思っていらっしゃる方がたまにいますが、
乳ガン検診の方法にはエコーとマンモグラフィーという2つの方法があり、エコーなら妊娠中のどの時期でも受けることができるんです!
今回は、私が妊娠6ヶ月目で乳ガン検診を受けた時に、病院で伺ったことが「ぜひママさんみんなに知っておいてほしいな」と思ったので、シェアさせていただきたいと思います!
【どんな病院に行ったの?】
乳がん検診をしている病院といっても、小さなクリニックから大きな病院まで様々ですよね。
私が行ったのは、乳腺外科のみのクリニックで医師が4人も在籍している『乳がん検診のプロ集団』のような病院です!
以前は、家の近くの『内科だけど、市の乳がん検診もやってるよ~』みたいなクリニックで受けていたんですが・・・
そこで感じたのは、
クオリティが全然う!!ということでした。
まず、エコーの精度が違う!
そして診ている人の専門レベルが違うんです!
私が助産師だと伝えたうえで、
こんなに違ってビックリ!と話すと・・・
『乳腺って専門性が高いんですよ。最近は産婦人科さんなどでも乳がん検診をやっているところがありますが、正直どこまで診れるのかなというところはあります』
とのことでした。
私も助産師外来でエコーをやっていたので思うのですが、毎日何人を診ているか、見慣れているか、どんなトレーニングを受けているのか!で違うなと思います。
エコーがなかった時代に医者になった以前の勤め先の院長は、ひよっこ助産師の私にエコーを聞いてくることもありました。(出産については経験豊富で素晴らしい先生です!)それぐらい、医者だからって万能ではなく、やはり専門分野は専門家にお願いするのが一番なんだな!と実感しました。
特に妊娠中、授乳中は乳腺が発達してエコーが見えにくいため、乳腺外科専門の病院がいいとのことでした!
【なぜ妊娠中に受けておくといいの?】
特に授乳中は、エコーやマンモがみえにくく異常が発見しにくいからだそうです。
乳がんで亡くなった小林麻央さんは授乳中でしたよね・・・
授乳期間は人によっては1年以上。2年、3年以上の方もいます。
もし妊娠中にも検診を受けていなかったら、妊娠期間から断乳まで何年も的確な検診を受けられない期間ができてしまうわけです。
なので、授乳期間に入る前の妊娠中にこそ受けておいてほしい!!とのことでした。
妊娠によって乳腺が発達してくる時期は、人によってバラバラ。
臨月近くまで発達しない人もいれば妊娠の早い時期から発達してくる人もいます。
そして、これが発達してしまうと、正確に診にくくなってしまうそうなんです。
私は、妊娠6ヶ月(23週)で受けたのですが、「もう発達し始めてますね!」とのこと。私の場合は5か月くらいで受けておいた方がよかったみたいでした。
なので、個人差が大きく一概にはいえないとのことでしたが、妊娠がわかったら早めに受けておくと無難かもしれません。
なお、妊娠中ということは必ず伝えてほしいそうです。
さいごに・・・
大学病院に勤めていた頃、ちいさい子どもを残して癌で他界された患者さんがいらっしゃいました。
成長を見届けることなく、天国へ旅立たなければいけないなんて・・・家族も自分も、つらすぎますよね。
ガン検診は、これから産まれてくる我が子のためにこそ!おすすめしたいと思います。
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