生まれてすぐからできる。赤ちゃんを眠りやすくするお話
こんにちは!
助産師さきです。今回は赤ちゃんの「ねんね」のお話です。
新生児訪問を10年やっている助産師の大先輩いわく、お母さんたちのおうちに訪問をすると夜泣きや寝かしつけなどねんねで悩んでいるママはとても多いとのこと。
私も日々「赤ちゃんが寝ないんです~(泣)」とヘルプをされることはよくあります。そう!ねんねって悩みやすいものなんです。
子どもの夜泣きや寝かしつけなど睡眠に関する資格を取得した知識+経験を元に、新生児からできる「赤ちゃんの眠る力を育む方法」のひとつをお話しさせていただきますね。
【まずは、産まれてすぐの赤ちゃんの特徴を知ろう!】
産まれてすぐの赤ちゃんは、昼や夜がよくわかっていません。そのため昼夜逆転をして「夜型」になってしまうことがあります。
そんな夜型ベビーちゃんのママから、入院中によく言われるのがこんな感じです‥‥
「昨日の夜はおっぱいをあげてもオムツを替えても、何しても泣き止まなくてあまり眠れませんでした。朝方にやっと寝てくれて、それから午前中はずっと寝ているんです。昼間はこんなにいい子なのに・・・」
赤ちゃんは産まれてすぐの頃は眠っていることが多いですが、生後3日目くらいから本領発揮!!昼夜逆転の子は「夜に寝ない」ことが目立ってくることが多いかなという印象で、ママからしたら「だんだん夜に寝なくなっちゃって」と感じるようです。
そのため、産まれてすぐから「昼と夜の差を教えてあげる」ことが、まずひとつ大切なことになります。
【昼夜の差を教えてあげる方法】
①昼は活動の時間!というのを教える
・朝決まった時間にカーテンを開け、電気をつけて明るくします(新生児でも明るさと暗さはしっかり認識します)
・テレビや音楽をつけて音がある環境にする
・授乳やオムツ替えの時間など、たくさん話しかける「ごはんだよー」「大きいお口を開けてねー」「いっぱい飲んでねー」「おむつ替えるよー」とかね!
②夜は寝る時間!というのを教える
・決まった時間に部屋を暗くする。入院中は豆電球やベットサイドのライト、テレビをつけていても、なるべく赤ちゃんの視界には明るさが入らないように。退院後は明るいリビングではなく、暗い寝室へ寝かせましょう。
・音は静かに。入院中に同じ部屋にいる場合はテレビの音量は下げましょう。
・授乳やオムツ替えは昼間と違って話しかけず、穏やかに行いましょう。過度に赤ちゃんを刺激しないようにします。
夜泣きや寝かしつけでのお悩み相談を多く受けていますが、まずは昼夜の差はついているかな?ということが基本のひとつです。
昼夜の差をつけることで、少しずつ生活リズムをつけていってくださいね!
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