「小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです」


こんにちは!

助産師さきです♪


今回は、離乳食を始める前のママ、離乳食をすでに始めているけど作るのが大変・・・と負担になっているママにオススメしたい本の紹介です。




【この本を読みたいな、と思ったきっかけ・・・】


実は私。

お料理が苦手なんです・・・。


なので離乳食が始まる前は「市販のものも使おう~♪」って思っていました。


そんな時に、友達から衝撃的なエピソードを聞いてしまったんです。




≪友達の話≫

「この前、同じ月齢のママ友とランチした時にランチボックス(市販の離乳食)を持って行ったら・・・”えー!!もうそんなの食べさせてるの!?うちは可哀そうでまだあげてないんだよね”って言われちゃってさぁ」



・・・な、な、なんだってー!?



当たり前のように市販の離乳食を使う気マンマンだった私は、その話を聞いてびっくりしてしまいました。そんな風に思う人もいるなんて・・・。



そういえば、離乳食の本は10冊以上読んだのですが、多くの本には「市販の離乳食を与えるのは、時々にしましょう」というようなことが書いて合って、市販の離乳食にひと手間をくわえてアレンジしたレシピが一緒に載っていたのを思い出しました。


まるで、市販のものをそのまま与えるのは良くないことかのように・・・。


この友達のエピソードを聞いた私は、なんだか市販の離乳食を使うことにちょびっと罪悪感が生まれてしまったのでした。





【そんな中、出会ったこの本】


「離乳食は作らなくてもいいんです」


すごいタイトルじゃないですか!?

しかも著者は小児科医の先生!!


タイトルを見た瞬間、読んでみたい!と思い、すぐにネットでポチりました。すると今まで読んだ離乳食の本とは全く異なった目からウロコの内容。


「離乳食を始める前に、読んでおきたかった!」と思える内容でした。




【この本の良いところ】


①子どもにとって大切な栄養はなにか、を教えてくれている


栄養は足りてるかな?

バランスよく与えてあげられてるかな?



それまでは母乳やミルクをあげていればOKだったのに、突然子どもの栄養が自分の責任になったかのようなプレッシャー。



しかも「バランス良く栄養を」と思っても、栄養士さんのような専門的な知識はないので、何をどう与えたらバランスが良いということなのか?これで大丈夫なのか?と、なんとなく心配になるママさんもいらっしゃると思います。


離乳食の本にはよく「蛋白質は〇g、主食は〇g」というように量の目安が書いてあるけど、内容はこれでいいの?と不安になったり…



その点、この本は「子どもの成長にとって大切だけど、不足しがちだからコレを意識して与えるといいよ」というような、栄養面からのポイントが書かれています。


漠然と「バランスの良い食事を」というのではなく、特に重視する栄養素がわかることで「栄養面で気を配るポイント」が明確になり、「これに気をつけていればOKでしょ!」とプレッシャーを感じることが減るように感じました。





【たとえば、こんな感じ】


鉄・亜鉛・ビタミンDを意識して与えるといいんだな~♪とわかったとすると、それらが補給できる市販品を取り入れればいいわけです!


うちで実際に使っているのはこれ。

7つの栄養が補給できる、子どものためのだしパック。「なないろ栄養おだし」です。この監修も著者の工藤先生がされており、お味も美味しく私はとても気に入っています。



離乳食で与えるといい栄養素がわかったことで、それを積極的に取り入れてる!だから栄養面は大丈夫だろう!っていう安心感につながったことが、この本を読んでよかったと思える点のひとつでした。




②市販の離乳食のメリットを教えてくれている


市販品を使うことへのネガティブなイメージを持ってしまった私にとって、小児科医の先生による「市販の離乳食は良い!」という発信はとても大きいものでした。


市販品を使うことは、こんなにいい点がある!



これを小児科医の視点から、そして栄養面の視点から解説してくれていることは安心感につながって、市販の離乳食を使う罪悪感をなくすことができたんです!


むしろ、栄養のために市販の離乳食をあげよう!とさえ思えるようになって、手作りをしたり市販のものをあげたりと、離乳食がとても気楽なものになりましした♪




③具体的な商品を紹介してくれている


市販の離乳食を与えるときに、どんなものを選べば良いのかについても書いてくれています。


手作り離乳食の本はたくさーーーんありますが、市販の離乳食についてこんなに詳しく教えてくれる本は今までなかったんじゃないでしょうか。


これもとても参考になりました。







以前、息子が通っていた保育園は、お弁当とおやつ2回分を毎日持参しなくてはいけません。


これがワーママにとっては負担大!!(笑)



この本に出合っていなかったら「保育園に行かせているうえに、市販の離乳食を持たせるなんて子どもに悪いかな・・・」と思って、手作りを無理して頑張ってストレスになっていたかもしれません。


・・・いや、”かも”じゃなくて、ストレスになっていました。間違いなく。



それが実際には、


忙しい中でも栄養に配慮した離乳食をあげられている!と思えているし、市販品を使っても罪悪感なくラクに楽しく育児ができました。



それは、この本のおかげです。



実は著者の工藤先生とはその後ご縁があり仲良くさせていただいているのですが、ご自身が第一子の離乳食づくりで大変だった経験の後に第二子をアメリカで出産、育児をされたときにベビーフードが当たり前!スーパーにはたくさんのベビーフードが置いてある!という文化の違いに驚き、これを日本のママにも伝えたいという想いで執筆されているんです。


同じママだからこそ、寄り添った内容でると共に


国が違えば「当たり前」が違う。

いろんな子育ての方法があっていいんだ。



と知れることに、心が軽くなる方がいるのではないかと思います。



ごはんって子どもの成長に関わる毎日のことだから、そこにストレスなく育児ができるって大きいです!!



私のようにお料理が苦手だったり、作るのに疲れちゃったり、市販品を使いたいけど罪悪感がある・・・そんな方にオススメしたい一冊です。



「離乳食は作らなくてもいいんです」工藤紀子


↓こちらで紹介しています。参考にどうぞ。

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